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〉M9.0

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Studio KTM 平林 克己

2011 M9.0を記録した過去最大の東日本大震災が発生し東北地区・上越地区・関東地区にお住まいの方々が多大なる被害を受けております。

地震による建物の損壊、液状化による建物の沈下、津波による沿岸部の破壊と浸水。
被害を受けられた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

2007 M6.8 新潟中越沖地震、1995 M7.3 阪神・淡路大震災・・・・と日本列島には、周辺の海底も含めると、実に、約2,000もの活断層があると言われています。

東日本大震災は、観測史上最大震度7を記録した大地震でした。
しかし、津波による沿岸部の壊滅的な被害を除き、地震動による建物の倒壊被害は 1995年の阪神大震災と比べると、実は大地震にも関わらず木造住宅については少なく済みました。

なぜ今回の地震では倒壊被害が少なかったのか、「右左右左…」と反復的に地面が動くのが「地震」という現象です。
この「右左右左…」と動く間隔によって「モノ」の揺れ方は変わります。東日本大震災は0.1~1秒の間隔で、阪神大震災は1~2秒の間隔で動く地震でした。
同じ大地震でも、小刻みに揺れるか、大きく揺れるかによって被害に違いが出ます。
(木構造においてこの(阪神大震災)1~2秒の間隔が最も被害が出る周期です。)
太平洋、北アメリカ、ユーラシア、フィリピン海の4つのプレートの境界面に位置する日本。地球内部でマントルが対流する限り、活断層が地震を引き起こす可能性は高く、もはや日本の地に建つ建物は地震から免れることはできないという常識を持ちざるをえません。

何時次の大地震が起きるか分からない今、木造の家に住みたいという強いニーズがあるなか、木の感性と日本的な木組みを生かした、耐震性の高い世代を超えて使える木構法が求められていると考えています。
今回の東日本大震災によって、沢山の人々が被災し苦しい避難生活を強いられています。

弊社としては、一日も早く被災者の方々が平穏な日々が過ごせる様、応援していきますが、いち建築家として、この大震災を心に刻み、仕事に取り組みたいと思います。

〉スケルトン&インフィルの木造住宅

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最近はスケルトン&インフィル型のマンションが増えてきましたが、木造住宅でそれができるSE構法があります。
SE構法は高強度で均一性の高いプレカット集成材にSE金物を組み合わせることで、構造だけで十分な強度を確保しています。
衝撃をふわっと緩衝しながら受け止める機構を持っているのが鉄骨造。SE構法により、その仕組みが木造でも可能になったのです。木でありながら、鉄骨に負けない強さをもっているということです。
このSE構法の最大の長所は、木造の長所はそのままに木造でありながら、鉄骨造やRC造とほとんど変わらない構造計算ができる木造住宅という点と、日本的な木組みの美しさです。

SE構法は銀行ローンや火災保険に関して、コンクリート住宅並みに評価されています。

SE構法(エヌ・・シーエヌ)を使って住宅を建てるのはSE構法施工管理技士の有資格者が在籍する工務店ですが、その工務店の建てた住宅の構造躯体に対して性能保証書を付けています。

気になるSE構法の価格は、在来工法(一般的な工法)と比べると坪単価は多少高くなりますが、構造躯体の保証があることを考えると、コスト勝負をする必要性はないと思うんです。